寒川神社のパワースポットは最強?八方塞がりと神苑の入り方

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寒川神社がパワースポットといわれる理由|神苑と八方除の時間

寒川神社に行ってみたいけれど、何がすごい神社なのかがつかめないまま日が過ぎていませんか。

寒川神社がパワースポットといわれるのは、全国唯一の八方除の守護神だからです。方角や家相、日柄に起こりをもつ災いをまとめて除ける神さまは、ほかにありません。

ただ、行く前に知っておきたいことがひとつあります。寒川神社には終わる時間が3つあって、いちばん早いものは午後3時30分で締め切られます。

この3つを知らずに出かけると、御本殿にはお参りできたのに奥の庭園には入れなかった、ということが起こります。時間の並びから先に見ていきます。

この記事でわかること
  • 寒川神社がパワースポットといわれるのは全国唯一の八方除の守護神だから
  • 御祈祷・お守り・神苑で終わる時間が違い、いちばん早いのは午後3時30分
  • 公式の御神徳に縁結びはなく、願うなら五色のお守りの赤を選ぶ形になる

奥の庭園まで行きたい日は、午後3時を目安に着くつもりで組むと間に合います。

目次

寒川神社がパワースポットといわれる理由

寒川神社がパワースポットといわれる理由

寒川神社がパワースポットといわれる理由は、全国でここだけの八方除の守護神だからです。約1600年の歴史を持つ相模國一之宮で、源頼朝、武田信玄、徳川家代々の篤い信仰を受けてきた記録が残っています。

八方除は寒川大明神だけの御神徳

八方除とは、地相・家相・方位・日柄などに起こりをもつすべての禍事と災難を取り除き、家業繁栄と福徳円満をもたらす御神徳です。神社はこれを「寒川大明神の全国唯一の御神徳」と案内しています。

八方とは、あらゆる方角という意味です。引っ越し、家の新築、旅行、仕事の始まりなど、方角や日取りが気になる場面をまとめて受けとめてくれる、という考え方になります。

神社の言葉では「大難は小難に、小難は無難に、そして吉事は最大に」と表されています。悪いものを消すというより、大きさを変えるという捉え方です。

御祭神は寒川比古命と寒川比女命の二柱

御祭神は寒川比古命と寒川比女命の二柱で、あわせて寒川大明神と奉称されています。比古は男の神さま、比女は女の神さまを表す呼び方です。

御由緒には、雄略天皇(456〜479)の御代に奉幣があり、神亀四年(727)に社殿が建てられたと伝える記録があるとされています。少なくとも約1600年という数字は、ここから来ています。

最強・呼ばれる人といわれるのはなぜか

最強や「呼ばれる人」という言い方は、神社が名乗っているものではありません。公式の案内にそうした表現は一つも出てきません。

そう言われるようになった理由は、八方除が「全国唯一」と示されていることと、人生の節目に訪れる人が多いことの重なりだと考えられます。引っ越しや独立、厄年といった区切りで足を運ぶ場所なので、そのあとの変化と結びつけて語られやすい、ということです。

神社自身は八方除を「人生の羅針盤」「転ばぬ先の杖」と言い表しています。願いを叶える装置ではなく、これから進む先への不安を軽くするもの、という位置づけです。

八方塞がりの年齢は公式に出ていない

八方塞がりの年齢の早見表は、寒川神社の公式の案内には出ていません。八方除は年齢で受ける人を決めるものとして案内されていないからです。

公式に書かれているのは、地相・家相・方位・日柄に起こりをもつ災難を除ける御神徳だということだけです。年齢の区切りが気になる方は、受付で神職に直接そのことを伝える形になります。

寒川神社のパワースポットは締め切りが3つある

寒川神社のパワースポットは締め切りが3つある

寒川神社は、終わる時間が3つに分かれています。御祈祷の受付、お守りの授与、そして奥の庭園である神嶽山神苑の入苑受付が、それぞれ別の時刻で締め切られます。

公式の案内から3つを並べたのが次の表です。いちばん早いものと遅いものでは、1時間30分の開きがあります。

受けるもの時間休み
御祈祷の受付午前8時〜午後5時年中無休(正月は開始が早まる)
お守り・御神札の授与午前8時〜午後4時30分年中無休
神嶽山神苑の入苑受付午後3時30分まで(開苑は午前9時〜午後4時)毎週月曜(祝祭日は開苑)/12月14日〜3月上旬は閉苑
茶屋 和楽亭(神苑内)午前9時30分〜午後3時30分神苑に準じる
方徳資料館(神苑内)午前9時〜午後4時神苑に準じる
寒川神社の公式サイトの案内を2026年9月23日に確認して作成。時間は変わることがあります。

気をつけたいのは、いちばん早く閉まるのが神嶽山神苑だという点です。御祈祷の受付は午後5時まで開いているので、そこに合わせて出かけると、神苑には間に合いません。

しかも神苑は公式の案内で毎週月曜が休み、開いているのは3月上旬から12月13日までと決まっています。曜日と季節と時刻の3つが重なって、はじめて入れる場所です。

神苑だけは月曜がお休みなので、連休の最終日に行く方はカレンダーを先に見てください。

寒川神社の神嶽山神苑は御祈祷を受けた人だけが入れる

寒川神社の神嶽山神苑は御祈祷を受けた人だけが入れる

神嶽山神苑に入れるのは、御祈祷を受けた方に限られます。公式の案内にも「入苑は御祈祷を受けられた方に限ります」とはっきり書かれています。

場所は御本殿の奥にある神嶽山の杜で、平成二十一年八月から神苑として開かれました。寒川神社の起こりに深く関わると伝えられる「難波の小池」を中心にした、池泉回遊式の日本庭園です。

神苑で見ておきたいところ

神苑でまず見たいのは、手水舎の手水鉢です。旧三の鳥居の基礎石から掘られたもので、南北に組み込まれた割石から、御本殿が真南ではなく西南を向いていることが分かる造りになっています。

八氣の泉も同じ旧三の鳥居の基礎石が使われていて、そこから湧き水が流れ出ています。公式の案内では、その様子が陰陽の関わりを表し、あたりに八方除の精氣が漂うと説明されています。

内門は、茶の湯でいう「真・行・草」でいえば、厳粛な「真」から俗世の「草」へ切り替わる結界にあたるとされています。くぐると池泉回遊式の庭が広がる、という組み立てです。

ほかに、神嶽山を通して御本殿を裏から拝む裏参拝所、四国産の庵治石を敷き詰めた石舞台、末社御祖神社があります。難波の小池の水は、一月二日の追儺祭で竹筒に汲まれ、神前に供えたあと境内に撒かれて邪気を祓います。

茶屋 和楽亭と方徳資料館

茶屋 和楽亭では、お抹茶と季節のお菓子を拝服料500円よりでいただけます。利用できるのは午前9時30分から午後3時30分までです。

庭園の全景を眺めながら過ごせる場所で、石舞台で神楽の舞や雅楽が行われるときは、その様子も茶屋から見られます。神苑の名にある「神人和楽」を過ごすための場所、という位置づけです。

方徳資料館は午前9時から午後4時まで開いていて、八方除についての資料が展示されています。神社の歴史と八方除の信仰の歴史をあわせて学べる場所です。

茶室 直心庵もありますが、利用できるのは毎月一日だけです。梅見門と腰掛待合を配した本格的な茶室で、ふだんは外から眺める形になります。

寒川神社の八方除の御祈願料は5段階

寒川神社の八方除の御祈願料は5段階

寒川神社の八方除の御祈願料は、式階によって5段階に分かれています。金額が上がると授与品が増えていく仕組みで、何が増えるかも公式に示されています。

式階御祈願料前の式階から増えるもの
中式3,000円以上記名板剣神札・御守・御神土・御箸・御神供・御神酒
大式5,000円以上八方札(九体)
当座式10,000円以上当座式御幣束・八方除門札
一代式30,000円以上御幣束が一代式になる
永代式50,000円以上御幣束が永代式になり、撤饌が加わる
寒川神社の公式サイトの御祈願料と授与品の一覧から、増える品だけを取り出して並べたもの。

この並べ方をすると、3,000円と5,000円の違いは八方札が九体つくかどうかだけだと分かります。家の方角が気になっていて八方札をお祀りしたいなら大式から、という選び方ができます。

5,000円と1万円の違いは、御幣束と八方除門札が加わることです。玄関に掲げる門札まで欲しいかどうかが、ここでの分かれ目になります。

安産成就祈願は3,000円以上、お宮参りと七五三詣は5,000円以上と、八方除とは別に示されています。どの式階にするか迷ったら、受付で願い事を伝えれば合うものを教えてもらえます。

寒川神社で縁結びを願うなら赤のお守り

寒川神社で縁結びを願うなら赤のお守り

寒川神社で縁結びを願うなら、五色のお守りの赤を選ぶ形になります。公式が掲げている御神徳は八方除だけで、縁結びという言葉は御神徳の説明に出てきません。

ただしお守りの案内まで読むと、色ごとの願い事が細かく分けられていて、赤にだけ「縁結」が入っています。御神徳の説明と授与品の案内で、言葉の出方が違うということです。

五色のお守りは色で願い事が分かれる

五色の「幸運を呼ぶお守り」は、色ごとに願い事が決められています。袋型とカード型があり、初穂料はどの色も1,000円です。

八方除 幸運を呼ぶお守り 五色の意味
  • 赤:縁結、家庭円満、人間関係の改善、子宝
  • 白:開運招福、万願成就、心願成就、就職成就
  • 紫:健康回復、身体安全、病気平癒、怪我平癒、精神の安定、長寿
  • 青:成績向上、目的達成、必勝祈願、業務成就、芸道上達、スポーツ万能
  • 黄:金運向上、職業繁栄、福徳招来、商売繁盛

赤の説明に並んでいるのは、縁結だけではありません。家庭円満と人間関係の改善も同じ赤に入っていて、恋愛に限らない「人との縁」がひとまとめにされています。

縁結び専用のお守りと絵馬は置いていない

縁結び専用のお守りと絵馬は、寒川神社の授与品の一覧にありません。絵馬は願掛け絵馬、神馬絵馬、厄落し絵馬の3種類で、いずれも初穂料800円です。

恋愛に絞ったお守りを探して行くと、見つからずに戸惑うかもしれません。縁を願う気持ちは赤のお守りと願掛け絵馬に託す、という組み立てになります。

私なら、八方除の御祈祷を受けたうえで赤のお守りを選びます。縁が結ばれないときの理由が方角や家相にあるかもしれない、という受けとめ方はこの神社にいちばん合っていると思っています。

ほかの社とも見比べたい方は、神奈川の縁結び神社12社をどうぞ。範囲を広げるなら関東の縁結び神社14社にまとめています。

寒川神社の境内で見ておきたいパワースポット

寒川神社の境内で見ておきたいパワースポット

寒川神社の境内でまず見ておきたいのは、御本殿の脇に立つ二本の杉です。神苑に入れない日でも、ここまでは誰でも歩いていけます。

御神木の二本の杉に二柱の神が宿る

寒川神社の御神木は御本殿の脇にある二本の杉で、寒川比古命と寒川比女命が宿ると言い伝えられています。男の神さまと女の神さまが、並んだ二本の木にそれぞれ宿るという伝えです。

縁結びの社として名前が挙がる神社ではありませんが、二柱が並んで祀られている形そのものは、この御神木にいちばんよく表れています。手を合わせる場所を一か所だけ選ぶなら、私ならここにします。

絵馬を掛けたいときは、神馬舎の脇に絵馬掛け所があります。神馬舎には、昭和天皇ご在位50年を記念して納められた、平野富山師の作による猿に曳かれた神馬の彫刻がおさめられています。

拝殿の右にある渾天儀は方角と暦の道具

渾天儀は、天体の位置や星を観測するための器具で、拝殿の右側にレプリカが置かれています。八方除の神社にこれが置かれている理由は、暦と方角のつながりにあります。

星の運行は人々に方角を教えるだけでなく、国家の命運まで握ると昔から考えられてきました。だから天体観測から暦が作られ、その暦で日々の吉凶が占われた、という筋道です。

寒川神社の渾天儀には、四隅に龍が配されています。龍が天空を支えるという故事にならった造りだと案内されています。

御祈願を受ける日はまず客殿へ

御祈願を受ける日は、御本殿ではなくまず客殿へ向かいます。客殿は御祈願の受付所で、参拝者の控室も兼ねた建物です。

御社殿は平成9年10月に竣功した総桧造りで、拝殿には216名が一度に着席して参拝できる席が設けられています。人数の多い日でも座って受けられる広さがある、ということです。

神門は平成5年に建てられた重層の門で、毎年の新年には「迎春ねぶた」が掲げられます。境内へ入る手前の神池橋は、神さまがお渡りになる橋と言い伝えられている太鼓橋です。

古いお札やお守りを返したいときは納札殿へ、大切にしてきた人形やぬいぐるみを納めたいときは人形奉斎殿へ向かいます。人形奉斎殿は9時から16時まで、1件1,000円よりのお気持ちで、焼却できるものに限って預かってもらえます。

足をのばすなら末社宮山神社と鎮守の杜

末社宮山神社は、境内を出て道を挟んだ向かいにあります。この一帯に古くから鎮座していた七社の小祠を、一つの社地に合わせてまつった社です。

明治四十一年十二月に琴平社、八剣社、雷社など四社が合わせられ、昭和四十四年に三峰社が加わって、いまの宮山神社になりました。本殿にお参りしたあと、道を渡るだけで寄れる距離です。

ひと休みしたいときは「鎮守の杜 Koyo」があります。1階がお土産の売り場、2階がレストランで、全面のガラス窓から四季の風情を眺めながら食事ができます。

南門は昭和4年に建てられたもので、もとの神門を移築した建物です。いまの御社殿になる前の姿をしのべる場所なので、帰り道に通ってみてください。

神社が鎮まっているのは、相模川の河口から7キロほどさかのぼった低い台地です。古代にはこのあたりまで相模湾が入り込んでいたと考えられていて、水辺と縁の深い土地だったことがうかがえます。

寒川神社の御祈祷の受け方と申し込みの形

寒川神社の御祈祷の受け方と申し込みの形

寒川神社の御祈祷は、受付で願い事を聞かれるところから始まります。用紙に書いて渡して終わりではなく、神職と実際に話をする形です。

公式の案内にも、はじめての方は受付で神職と話すことに驚かれることがある、と書かれています。自分のこと、家族のこと、商売のこと、旅行や引っ越しのことなど、抱えている不安をそのまま伝えてよい、という案内です。

伝えた内容に合わせて、もっとも気持ちに合う御祈祷をしてもらえます。何を言えばいいか決めずに行っても大丈夫だということになります。

現地に行けないときのために、郵送による御祈祷の申し込みと、オンラインでの郵送祈祷の申し込みも用意されています。遠方の方や体調が心配な方は、こちらから受けられます。

寒川神社のパワースポットへの行き方と混み具合の見方

寒川神社のパワースポットへの行き方と混み具合の見方

寒川神社への行き方は、公式の案内ではJR相模線の宮山駅から徒歩5分です。所在地は神奈川県高座郡寒川町宮山3916で、海老名と茅ヶ崎の間、相模川のそばにあります。

寒川神社の基本情報
  • 所在地:神奈川県高座郡寒川町宮山3916
  • 最寄り駅:JR相模線「宮山」駅より徒歩5分(公式の案内)/地図の実測では境内の入口まで徒歩8分・約550m
  • 新宿から:小田急線 急行 約50分で海老名、JR相模線 約20分で宮山
  • 東京から:JR東海道本線 約60分で茅ヶ崎、JR相模線 約15分で宮山
  • 車:圏央道 寒川北インターを出て右折、中里交差点から2〜3分

宮山駅から寒川神社までを地図で測ると、境内の入口まで徒歩8分・約550mでした。そこから参道を本殿まで歩く分も加わるので、御祈祷や授与所の締め切りに合わせる日は、駅から10分ほどみておくと慌てません。

宮山駅から寒川神社までの徒歩経路が8分550mと表示された地図
宮山駅から寒川神社までの徒歩経路(2026年9月24日 Googleマップで確認)。境内の入口まで8分・550mでした。
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