神社に属性があって、生年月日と血液型で自分の属性が分かる、という話を見かけますよね。
地・水・火・風・空の5つに分かれていて、それぞれに性格の傾向まで語られています。
ただ、計算して出てきた属性の性格を読んでも、自分には当てはまらないと感じることもありますよね。相性のいい神社が知りたかっただけなのに、よく分からなくなってしまいます。
そこでこの記事では、神社の属性と性格について、5つのタイプの違いから調べ方、相性の見方まで分けて整理しました。
- 地・水・火・風・空それぞれの性格
- 自分の属性を出す計算の手順
- 性格が当てはまらないときの考え方
神社の属性で分かれる性格は地・水・火・風・空の5タイプ

神社の属性で分かれる性格は、地・水・火・風・空の5つのタイプで語られています。生年月日と血液型から1〜9の数字を出し、その数字を5つのどれかに当てる形です。
呼び方は「繭気属性(けんきぞくせい)」で、神社の側にもこの区分があるとして、自分と相性のいい社を選ぶ考え方として広まっています。
先にお伝えしておくと、この区分は神社本庁や各神社が定めたものではありません。そのため性格の中身も「こう言われています」という形でお伝えしていきます。
| 属性 | 数字 | 言われている性格 |
|---|---|---|
| 地 | 1・6 | 我慢がきいて、決めたことを長く続けられる |
| 水 | 2・8 | 受け止める幅が広く、場のつり合いを取れる |
| 火 | 3・7 | 考えるより先に動ける。熱が伝わりやすい |
| 風 | 4・9 | 身軽で、まわりの空気をやわらげられる |
| 空 | 5 | 枠に収まらず、人のあいだに入っていける |
数字が2つある属性と、5だけの空属性があるところが特徴です。この偏りがあとで出てくる「空の人が少ない」という話につながります。
5つの説明を並べると、似た言葉が出てくる組み合わせがあります。地と水は「受け止める」、火と風は「動く」という方向で重なりやすいところです。
見分けるなら、時間の流れで考えると分かりやすくなります。地は時間をかける、水は流れに合わせる、火は今すぐ動く、風は場所を変える、空は枠の外に出る、という違いです。

性格の説明は占いの読み方なので、当たっているかどうかで悩まなくて大丈夫です。
属性と呼ばれるものは1つではありません
神社にかかわる属性の診断には、入力するものが違う別の方式もあります。この記事で扱うのは、生年月日と血液型で5つに分ける方式です。
もう1つよく見かけるのが、生まれた年の干支を使って60のタイプに分ける方式です。こちらは血液型を使わず、分かれる数も5ではありません。
どちらも「属性」「神社診断」と呼ばれるため、別の方式の結果を見比べると話が合わなくなります。計算に何を入れたのかで見分けてください。
血液型を聞かれなかったのに属性が出たときは、5つに分ける方式ではない可能性があります。出てきた属性の名前が地・水・火・風・空かどうかで確かめられます。
神社の属性ごとの性格と向いている参拝のしかた

神社の属性ごとの性格は、地が時間をかける力、水が流れに合わせる力、火が今すぐ動く力、風が場所を変える力、空が枠の外へ出る力として語られています。
ここからは5つそれぞれを、言われている性格と、参拝するときに向いていると考えられる形に分けてお伝えします。
名前が挙がる神社も添えますが、どれも社の側が「うちは〇属性です」と名乗っているわけではありません。
性格の説明は、どれも長所と、その裏返しの面が対になっています。片方だけ読むと当たっていないように感じるので、両方を見てから判断してみてください。
参拝のしかたについては、属性ごとに決まった作法があるわけではありません。性格に合う続け方という形で、参考までにお伝えするものです。
地属性の性格は腰を据えて積み上げる力とされています
地属性の性格は、決めたことを長く続けて形にする力として語られています。我慢がきく、こつこつ積み上げられる、という言葉で説明されます。
裏返しの面として、頑固さが挙げられることもあります。粘れるということは、方向を変えるのに時間がかかるということでもあるからですね。
参拝のしかたも、この性格に合わせて考えると無理がありません。あちこち回るより、通いやすい社を1つ決めて続けるほうが合っていると考えられます。
地属性として名前が挙がるのは、出雲大社・戸隠神社・大神神社などです。土地や山と結びついた古い社が選ばれやすい並びになっています。
地属性の社の候補をもっと見たい方は、地属性のパワースポットと参拝できる時間の記事も参考にしてみてください。
願いごとの立て方でいうと、期限を決めずに続ける形が合うと考えられます。「今年のうちに」と区切るより、季節ごとに手を合わせに行くほうが地属性の性格に沿います。
水属性の性格は受け止めて流す力とされています
水属性の性格は、人の話や場の空気を受け止めて、つり合いを取る力として語られています。浄化する力、やわらかさという言い方もされます。
そのいっぽうで、冷静に線を引ける面も挙げられます。優しさと冷たさが同じ人の中に並ぶ、という説明のされ方ですね。
参拝では、願いごとを言葉にする前に気持ちを整える時間を長めに取るほうが向いていると考えられます。手水で手と口を清める所作が、そのまま切り替えになります。
水属性として名前が挙がるのは、貴船神社・厳島神社・東京大神宮などです。水辺にある社や、水の神さまをお祀りする社が入ってきます。
行ける時間まで合わせて選びたい方は、水属性のパワースポットと相性の調べ方の記事にまとめています。
願いごとは、人に関わるものを立てやすい属性とされています。誰かとの縁を願うなら、相手の名前を思い浮かべてから手を合わせる形が合うと考えられます。
火属性の性格は先に動く力とされています
火属性の性格は、迷う前に動き出せる力として語られています。行動する力と考える力の両方の元になる、という説明がされます。
恋愛の願いごとに向くとされることもある属性です。気持ちをはっきり伝えられる面が、縁結びと結びつけて語られているのだと考えられます。
参拝のしかたでは、思い立った日に出かけられるのが強みになります。ただ授与所の受付は夕方に終わる社が多いので、時間だけは先に確かめておくと空振りしません。
火属性として名前が挙がるのは、八坂神社・富士山本宮浅間大社・愛宕神社などです。火や山と結びついた由緒を持つ社が多く選ばれています。
願いごとは、はっきり言葉にして立てるほうが合うと考えられます。何を変えたいのかを先に決めてから出かけると、参拝のあとの動きまでつながります。
風属性の性格は場をやわらげる力とされています
風属性の性格は、身軽に動けて、まわりの空気をやわらげる力として語られています。流れを変える力、癒す力という言葉が使われます。
人との関わりでは、立場の違う人のあいだに入って取り持つ役が向くとされます。働き方の話でも、同じところに留まらない形が合うと説明されます。
参拝では、同じ社に通うより、出かけた先の社に寄るほうが続きやすいと考えられます。旅先で見つけた社と縁がつながることも、この属性らしい形ですよね。
風属性として名前が挙がるのは、諏訪大社・日枝神社・氣比神宮などです。
願いごとは、1つに絞らなくてよい属性とされています。行った先の社でその時に気になったことを願う形でも、ちぐはぐにはならないと考えられます。

性格の説明は、参拝の続け方を決めるヒントとして読むと気楽です。
空属性の性格は枠に収まらない力とされています
空属性の性格は、人や場のあいだに入っていける力として語られています。しみ通る力、枠を超える力という言い方がされます。
5つのうち空だけは、代表の社として挙がる名前が少ない属性です。ほかの4つは土地・水・火・風という目に見えるものと結びつけやすいのに対して、空は結びつける手がかりが少ないからだと考えられます。
そのかわり、どの属性の人でも参拝しやすいとされる社に空が当てられることがあります。属性を気にせず行ける社として紹介されている形ですね。
空という言葉も、もともとは物の名前ではありません。地・水・火・風のように目に見える要素ではないので、性格の説明も抽象的な言い方になりがちです。
「浸透する」「超える」といった説明がぴんとこないときは、人の輪の中で立ち位置を決めずにいられる力、と置き換えてみてください。
願いごとは、形を決めすぎないほうが合うと考えられます。「こうなりたい」より「こういう方へ進みたい」という立て方のほうがしっくりきます。
空属性は出る人の数そのものが少ないと言われます。その理由は計算の仕組みにあるので、次の章で数字を並べてお伝えします。
神社の属性の調べ方は生年月日と血液型の足し算です

神社の属性の調べ方は、生年月日の数字を1桁ずつ足して、血液型の数字を足すだけです。使うのは足し算だけなので、紙とペンがあれば1分で出せます。
入力すると結果が出るページもありますが、仕組みはどれも同じ足し算です。手順を知っておくと、出てきた属性が合っているかを自分で確かめられます。
計算の手順は3つだけです
手順は「生年月日を足す」「1桁にする」「血液型を足す」の3つです。途中で2桁になったら、また桁ごとに足して1桁に戻します。
- 生年月日の数字を1桁ずつ全部足す
- 2桁なら桁を足して1桁にする
- 血液型の数字(A=1/B=2/AB=3/O=4)を足す
1990年6月15日生まれのA型の方で試してみます。1+9+9+0+6+1+5で31、3+1で4、ここに血液型のAの1を足して5になります。
5は空属性なので、この方の属性は空です。最後に足したあとも2桁になったら、もう一度桁を足して1桁にしてください。
数字と属性の対応は9行で終わります
出た数字と属性の対応は、1から9までの9行だけです。覚えるというより、下の表を見ながら当てはめれば終わります。
| 出た数字 | 属性 |
|---|---|
| 1 | 地 |
| 2 | 水 |
| 3 | 火 |
| 4 | 風 |
| 5 | 空 |
| 6 | 地 |
| 7 | 火 |
| 8 | 水 |
| 9 | 風 |
地・水・火・風には数字が2つずつ割り当てられていて、空だけが5の1つです。9つの数字を5つに分けているので、こうなっています。
同じ生年月日でも血液型で属性が変わります
同じ生年月日の人でも、血液型が違えば属性は別のものになります。最後に足す数が1から4まで動くので、出てくる属性も1つずつずれていくからです。
さきほどの1990年6月15日生まれの方なら、生年月日を1桁にした数は4です。この4に血液型を足すと、A型は空、B型は地、AB型は火、O型は水になります。
同じ誕生日の4人が、4つの属性に分かれる形ですね。生年月日を1桁にした数(1〜9)と血液型の全組み合わせを足して並べると、こうなります。
| 生年月日を1桁にした数 | A型 | B型 | AB型 | O型 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 水 | 火 | 風 | 空 |
| 2 | 火 | 風 | 空 | 地 |
| 3 | 風 | 空 | 地 | 火 |
| 4 | 空 | 地 | 火 | 水 |
| 5 | 地 | 火 | 水 | 風 |
| 6 | 火 | 水 | 風 | 地 |
| 7 | 水 | 風 | 地 | 水 |
| 8 | 風 | 地 | 水 | 火 |
| 9 | 地 | 水 | 火 | 風 |
9行×4列で36通りあります。自分の行を見れば、血液型を間違えて覚えていた場合にどの属性へ移るのかも分かります。
性格の説明が自分に当てはまらないと感じる方は、まずこの表で計算の取り違えがないかを見てみてください。
7の行だけはA型とO型がどちらも水になります。足したあとに1桁へ戻す形があるため、同じ属性が2回出てくる行もできます。
空属性は36通りのうち4通りしかありません
空属性になる組み合わせは、36通りのうち4通りだけです。ほかの4つの属性はどれも8通りあるので、空だけが半分になります。
| 属性 | 36通りのうち | 割り当てられた数字 |
|---|---|---|
| 地 | 8通り | 1・6 |
| 水 | 8通り | 2・8 |
| 火 | 8通り | 3・7 |
| 風 | 8通り | 4・9 |
| 空 | 4通り | 5 |
空に当たる数字が5の1つだけなので、組み合わせの数も半分になるという仕組みです。空属性の人が少ないと言われるのは、この割り当ての偏りから来ていると考えられます。
ただ、これは組み合わせを数えた通り数で、人の数の割合ではありません。生年月日の出方も血液型の分かれ方も均等ではないので、実際の人数とは別の話になります。
計算を取り違えやすいところは4つです
属性が違って出てしまう原因は、計算のつまずきやすい4か所にほぼ収まります。自分で出した属性に納得がいかないときは、ここを見直してみてください。
1つめは、和暦で足してしまうことです。昭和や平成の年で足すと数が変わるので、西暦に直してから1桁ずつ足します。
2つめは、2桁になったときに足し直すのを忘れることです。たとえば31のままでは対応表に当てはまりません。3+1で4にしてから進みます。
3つめは、血液型を足したあとに1桁へ戻すのを忘れることです。9に4を足して13になったら、1+3で4に戻します。
4つめは、血液型の数字の取り違えです。AB型を2、O型を0として足してしまうと、出る属性が1つも2つもずれます。
- A型は1
- B型は2
- AB型は3
- O型は4(0ではありません)
O型を0にしてしまう取り違えがいちばん多いところです。1桁にした数がそのまま属性になってしまうので、結果が大きく変わります。
神社の属性の相性と、相性が悪いとされる組み合わせ

神社の属性の相性は、5つの属性を輪のように並べて近いか遠いかで語られていて、公式に決まった一覧はありません。
自分の属性が出たら、次に気になるのが社との相性ですよね。どう語られていて、どこまで気にすればいいのかを分けてお伝えします。
相性は属性の並びでおおまかに語られています
属性の相性は、5つを輪のように並べて、近いか遠いかでおおまかに語られています。自分と同じ属性と、その両隣が合うとされる形です。
たとえば水属性の人なら、水・風・空と相性がいいとされる説明が見られます。残りの属性は、気をつけたい側に置かれる形になります。
ただ、どの属性とどの属性が合うのかは、説明するところによって違います。同じ社が「合う」側にも「合わない」側にも挙げられている例もあります。
相性の一覧を1つだけ見て決めてしまうと、そこで迷いが増えてしまいます。並びの考え方だけ知っておいて、細かい組み合わせは参考くらいに受け取るのがちょうどいいと思っています。
食い違いの出方は、だいたい3つの形に分かれます。知っておくと、違う一覧を見たときに驚かなくなります。
| 食い違いの形 | 起きること |
|---|---|
| 社の属性が違う | 同じ社が別の属性として紹介される |
| 相性の並びが違う | 合うとされる属性の組み合わせが入れ替わる |
| 例外の扱いが違う | どの属性でも行ける社として扱うかどうかが分かれる |
どれも、おおもとの一覧が1つに決まっていないことから起きています。自分の属性だけは計算で確かめられるので、そこを押さえておけばじゅうぶんです。
相性が合わないと出た社に行くとどうなるのか
相性が悪いとされる神社に参拝しても、何かが起きるとされる根拠は見つかりません。属性という区分そのものが、神社の側の案内に出てこないからです。
神社本庁の案内では、自分と神社を結びつける考え方として氏神さまと崇敬神社が示されています。しかも、1人の方が両方を信仰しても差し支えないと書かれています。
つまり、公式の考え方には「行ってはいけない社」という線引きがありません。相性が合わないと出た社を避ける必要はないと考えられます。
気をつけたいのは、相性のいい社だけに通うようになることです。住んでいる土地の氏神さまを飛ばしてしまうと、いちばん身近なご縁から離れてしまいます。
公式の案内では、氏神さまは最も身近な神さまとして説明されています。属性で選んだ社に出かけるのは、そのうえで足していく形がいいと思っています。

すでに参拝した社の属性が合わないと知っても、気にしなくて大丈夫ですよ。
不安なときにできることは3つあります
不安が残るときにできるのは、参拝の前に確かめられることを先に片づける3つです。石やお守りを足すより、こちらのほうが落ち着きます。
1つめは、参拝できる時間と授与所の受付時間を公式サイトで確かめることです。閉門と授与所の時刻は別に決められているので、行ってから気づくと残念な思いをします。
2つめは、作法をひととおり確かめておくことです。神社本庁の案内では二拝二拍手一拝が基本の形で、社によって特別な拝礼があるときはその社の作法に従うと書かれています。
3つめは、住んでいる土地の氏神さまを調べておくことです。属性より先に自分とつながりがある社が分かるので、迷ったときの戻る場所になります。
この3つは、属性が合っているかどうかと関係なく参拝の満足を左右します。相性を気にして出かけるのをやめるより、ずっと効きますよ。
属性別に名前が挙がる神社の一覧と食い違う理由

属性別に名前が挙がる神社は、その属性と結びつけやすい由緒を持つ社で、同じ社が別の属性として紹介されることもあります。
名前が挙がる社を属性別に並べたあと、食い違いが起きる理由も合わせてお伝えします。
属性別に名前が挙がる社の一覧
属性別に名前が挙がるのは、その属性と結びつけやすい由緒を持つ社です。社の格や知名度が高いところが選ばれやすい並びになっています。
| 属性 | 名前が挙がる神社 | 結びつけられている由緒 |
|---|---|---|
| 地 | 出雲大社・戸隠神社・大神神社 | 土地や山と結びついた古い由緒 |
| 水 | 貴船神社・厳島神社・東京大神宮 | 水辺の立地や水の神さま |
| 火 | 八坂神社・富士山本宮浅間大社・愛宕神社 | 火や山にかかわる由緒 |
| 風 | 諏訪大社・日枝神社・氣比神宮 | 風や流れにかかわる由緒 |
| 空 | 属性を気にせず行けるとされる社 | 結びつける手がかりが少ない |
この表に出てくる社はどれも、属性という区分を自分から名乗っているわけではありません。名前が挙がっているだけ、という読み方をしてください。
- 住所: 東京都港区愛宕一丁目五番三号
- 公式が「東京(港区)の愛宕神社であることをご確認ください」と注記
- 同じ名前の社が各地にあるため、所在地まで合わせて確かめる
火属性として名前が挙がる愛宕神社は、同じ社名が各地にあります。属性の一覧で名前を見かけたときは、どこの社なのかまで合わせて確かめてみてください。
火属性で最強といわれる社の見方
火属性で最強といわれる神社は、強さが測られた結果ではなく、名の通った社が選ばれている形です。社の格や参拝者の多さが「最強」という言い方に置き換わっています。
ご利益の大きさを比べた数字はどこにも出てきません。そのため、最強という言葉は「有名な社」という意味で受け取るのがちょうどいいと思っています。
名の通った社は参拝者が多く、授与所や御朱印の受付が混み合います。行く前に受付時間を調べておくほうが、最強かどうかを気にするより役に立ちますよ。
受付の時間は1つではありません。境内に入れる時間、お守りを授かれる授与所、御朱印、ご祈祷の受付が、それぞれ別に決められています。
| 確かめる時間 | 見落としたときに起きること |
|---|---|
| 参拝できる時間 | 門が閉まっていて入れない |
| 授与所の受付 | お守りや絵馬を授かれない |
| 朱印所の受付 | 御朱印をいただけない |
| 祈祷の受付 | ご祈祷をお願いできない |
属性で社を絞ったあとは、この4つを公式サイトで確かめてから出かけてください。遠出した日に授与所だけ閉まっていると、気持ちの落ち方が大きいですよね。
同じ社で属性が食い違うのはなぜか
同じ社の属性が食い違うのは、属性を当てる材料がそろっていないからだと考えられます。食い違いの出どころは3つに分けられます。
1つめは、見ている材料が違うことです。御祭神から当てる見方と、御神体や立地から当てる見方があるので、同じ社でも別の属性になります。
神さまそのものに属性を当てる考え方もあり、その場合は御祭神が複数の社で属性が分かれます。合祀されている社ほど、答えが増えていく形です。
2つめは、当てている人が違うことです。社の側が決めた区分ではないので、紹介する人がそれぞれの基準で分類しています。
3つめは、後から書き換えられることです。公式に決まった一覧がないため、一度挙げられた属性が別の説明に差し替わっても、誰も訂正しません。
食い違いに気づいたときは、どちらが正しいかを探すより、自分が行きたいかどうかで決めるほうが前に進めます。
属性を当てるときに使われている材料は、だいたい次の4つです。どれを見たかで結果が変わるので、一覧を見比べると食い違いの理由が分かります。
| 材料 | 当て方の例 |
|---|---|
| 社名 | 名前に水・火・山などの字が入っているかで当てる |
| 御祭神 | お祀りしている神さまの性質から当てる |
| 立地 | 海や川の近く、山の上といった場所から当てる |
| 御神体や由緒 | 御神体や創建の伝承にある要素から当てる |
たとえば山の上にある社なら、立地で見れば地、御祭神で見れば別の属性になることがあります。1つの社に複数の答えがある形ですね。
神社の属性の性格が自分に当てはまらないと感じるとき

神社の属性の性格が自分に当てはまらないと感じるのは、計算に使う数が生年月日と血液型だけだからだと考えられます。
同じ悩みは知恵袋にも質問として出ていて、地属性と出たのに性格は風に近いという声があります。どう考えればいいのかを順にお伝えします。
属性は後から変わるのかという疑問
計算のうえでは、属性が後から変わることはありません。使うのは生年月日と血液型だけで、どちらも年齢を重ねても動かないからです。
自分は地属性と出たけれど性格は風に近い、という質問も見かけます。性格のほうは暮らし方や立場で変わっていくので、計算で出た属性と離れていくのは自然なことですよね。
そう考えると、属性は「今の自分」を言い当てたものではありません。生まれた日と体質から機械的に出した番号だと受け取るほうが、気持ちが楽になります。
おもしろいのは、公式の考え方のほうは変わるようにできているところです。氏神さまは住んでいる地域の神さまなので、引っ越せばご縁のある社も変わります。
生まれた土地を守る神さまには産土神という呼び方があり、こちらは生まれた場所に結びついたままです。暮らしに合わせて動くご縁と、動かないご縁の両方があるわけですね。
地・水・火・風・空は五行とは別の並びです
地・水・火・風・空という並びは、五行とは別のものです。五行は木・火・土・金・水の5つで、重なっているのは火と水だけです。
| 並びの名前 | 5つの中身 |
|---|---|
| 属性(地・水・火・風・空) | 地・水・火・風・空 |
| 五行 | 木・火・土・金・水 |
それでも「五行属性」と呼んで紹介されていることがあります。別の体系の名前が混ざっているので、同じものとして読むと話が合わなくなります。
「繭気属性」という呼び名についても、どこから来た言葉なのかはっきり示されていません。言葉の由来がたどれないまま広まった考え方だと受け取っておくほうが安全です。
性格より行きたい気持ちを先にしてよい理由
属性の性格が当てはまらないと感じるなら、私だったら行きたい気持ちのほうを先にします。理由は2つあります。
1つは、同じ生年月日でも血液型で4つに分かれる計算だからです。36通りの表のとおり、たった1つ足す数が違うだけで性格の説明が入れ替わってしまいます。
もう1つは、神社の側が示している結びつきが別にあるからです。住んでいる土地の氏神さまと、自分で選んだ崇敬神社の2つが、公式の案内に書かれている考え方です。
ただ、属性を調べること自体が無駄だとは思っていません。全国に何万社もある中から行き先を絞る手がかりとしては、じゅうぶん役に立ちます。
気をつけたいのは、属性に合わないからと行きたい社をあきらめてしまう使い方です。絞る道具として使うぶんはよくて、止める理由にするのはもったいないと思っています。
使う場面と使わない場面を分けておくと、迷いにくくなります。私なら次のように線を引きます。
| 場面 | 属性の使い方 |
|---|---|
| 行き先の候補が多すぎるとき | 属性で絞って候補を減らす |
| 旅先で寄る社を選ぶとき | 属性で選ぶと決め手になる |
| 行きたい社が決まっているとき | 属性は見ない |
| すでに参拝した社のとき | 後から属性を調べ直さない |
行きたい社が決まっているときに属性を調べると、合わないと出た場合に気持ちが沈むだけです。調べる順番を変えるだけで、同じ情報が味方になります。
紙に書かれた性格の説明で気持ちが沈んでしまう方は、属性の話からいったん離れるのも1つの手です。無理に読み替えなくて大丈夫ですよ。

行き先を絞る道具として使うと、属性の話はぐっと気楽になります。
神社の公式に属性の記載はありません【2026年10月8日に確認】

神社本庁の案内にも、属性(地・水・火・風・空)の記載はありません。神社と神道の説明、氏神さまと崇敬神社の説明、おまいりの作法のページを確かめましたが、どこにも出てきませんでした。
そのかわり、自分と神社を結びつける考え方は公式の案内にきちんと書かれています。属性のかわりに使える手がかりとして並べてみます。
公式が示す結びつきは住む土地と個人の信仰です
神社本庁の案内では、自分と神社の結びつきは住む土地と個人の信仰の2つで説明されています。生年月日や血液型は出てきません。
| 呼び方 | どう結びつくか | そこに属する人の呼び方 |
|---|---|---|
| 氏神神社 | 自分が住んでいる地域を守る神さまをお祀りする社 | 氏子 |
| 崇敬神社 | 地縁や血縁以外で、個人の信仰によって敬う社 | 崇敬者 |
| 産土神 | 自分が生まれた土地を守る神さま | 産子 |
- 氏神さまは住む地域の神さまで、引っ越せば変わる関係
- 崇敬神社は個人の信仰で敬う社という位置づけ
- 1人が両方を共に信仰しても差し支えないと明記
出典: 神社本庁「氏神さまと崇敬神社」
両方を信仰してよいと書かれているので、属性で1社に絞らなければいけない決まりもありません。氏神さまに手を合わせたうえで、好きな社に通う形で大丈夫です。
水属性とされる東京大神宮の公式に書かれていること
水属性として名前が挙がる東京大神宮の公式ページにも、属性の語は出てきません。書かれているのは御祭神と御神徳、創建の経緯です。
| 項目 | 公式の記載 |
|---|---|
| 御祭神 | 天照皇大神・豊受大神・造化の三神・倭比賣命 |
| 縁結びで知られる理由 | 結びの働きを司る造化の三神があわせ祀られていること |
| 御神徳 | 家内安全・商売繁昌・厄除開運・良縁・交通安全・学業成就など |
| 創建 | 明治13年、東京における伊勢神宮の遥拝殿として創建 |
| 属性の記載 | なし |
縁結びのご利益で知られる理由も、水とは関係なく御祭神から説明されています。いま広く行われている神前結婚式は、この社から始まったとも書かれています。
- 住所: 東京都千代田区富士見2-4-1
- 参拝: 6時〜21時
- 授与所: 8時〜19時/朱印所: 9時〜17時
- 祈祷受付: 9時〜16時30分(祭典などで変更あり)
出典: 東京大神宮「東京大神宮のご紹介」
参拝と授与所と祈祷で、受付の終わる時刻がそれぞれ違います。属性の相性より、この時刻のほうが参拝の満足を左右しますよ。
公式サイトでは、なりすましのアカウントに注意するよう呼びかける掲示も出ています。情報を調べるときは公式かどうかを見てください。
おみくじは社の側にある仕組みです
自分のことを占う仕組みで神社の側にあるのは、おみくじです。属性のように生年月日を入れるものではなく、社で引く形になっています。
吉凶の種類や順番は社によってさまざまで、神社本庁の案内でも一例として示されているだけです。大吉から順に決まっているわけではありません。
案内に出ている一例は、大吉・吉・中吉・小吉・末吉・凶の並びです。この順番すら社ごとに違うので、同じ「吉」でも位置づけが変わります。
属性の一覧が社ごとに違うのと、よく似た形ですよね。社ごとに決めているものを、ひとつの正解として読まなくていいということです。
結び所に結んで帰る習わしもありますが、持ち帰っても差し支えないと書かれています。大切なのは、書かれた内容を生活の指針にすることだとされています。
属性の相性で迷っているなら、参拝した社でおみくじを引いてみるのも1つの手です。社の側にある仕組みなので、出どころがはっきりしています。
参拝の作法は公式の案内にそろっています
参拝の作法は、属性と違って公式の案内にはっきり書かれています。いまの基本の形は、二拝二拍手一拝です。
社によっては特別な拝礼のしかたがあり、その場合はその社の作法に従うと案内されています。迷ったら、その社の掲示を見るのがいちばん確かです。
手水の順も決まっています。右手で柄杓を取って左手を洗い、持ち替えて右手を洗い、もう一度持ち替えて左手に水を受けて口をすすぎます。
- 柄杓に直接口をつけない
- 水は左手に受けてから口へ運ぶ
属性が合っているかどうかより、この作法のほうが参拝の落ち着きにつながります。手順を知っているだけで、初めての社でも迷わなくなりますよ。
神社の属性と性格に関するよくある質問

神社の属性と性格についてよく聞かれることに、順番にお答えします。
神社の属性で地の人はどんな性格ですか
地属性の人は、我慢がきいて、決めたことを長く続けられる性格として語られています。
積み上げた努力を結果につなげる力という説明のされ方です。そのぶん方向を変えるのに時間がかかる面も挙げられています。
属性の神社に行くとどうなりますか
相性がいいとされる社に行っても、何かが起きると公式に書かれているわけではありません。
属性は神社の側の区分ではないので、ご利益の大きさが変わる根拠も示されていません。行き先を絞る手がかりとして受け取ってください。
神社に行かないほうがいい人はいますか
属性を理由に神社へ行かないほうがいいとされる人は、公式の案内には出てきません。
氏神さまと崇敬神社を共に信仰して差し支えない、と書かれているとおりです。体調がよくない日に無理をしないほうがいい、という程度に考えて大丈夫です。
地属性と合わない神社はどこですか
地属性と合わない社として、どこか1つに決まった答えはありません。
同じ社が合う側にも合わない側にも挙げられている例があるためです。合わないと書かれていた社でも、行きたい気持ちがあるなら参拝して差し支えないと考えられます。
神社の属性は生年月日だけで調べられますか
生年月日だけでは決まりません。血液型の数字を足して初めて属性が出ます。
同じ生年月日でも、A型・B型・AB型・O型で別の属性になります。血液型が分からない方は、4つの候補として見ておく形になります。
空属性の性格はどう言われていますか
空属性は、枠に収まらず人や場のあいだに入っていける性格として語られています。
割り当てられた数字が5の1つだけなので、組み合わせの数も他の属性の半分です。代表の社として挙がる名前も少なめです。
なぜ血液型まで使うのですか
血液型を使う理由は、はっきり示されていません。この考え方の出どころ自体がたどれないため、根拠も分からないままです。
分かっているのは、血液型の1から4がないと1〜9の数字に行き着かない形になっている、ということだけです。計算の形から外せない部品になっています。
属性別の神社の一覧はどこまで信じられますか
社の側が名乗っている区分ではないので、一覧は参考として受け取るのが安全です。
公式に確かめられるのは、御祭神・御神徳・参拝できる時間といった記載です。属性の欄は公式のどのページにも用意されていません。

迷ったら、住んでいる土地の氏神さまから手を合わせてみてくださいね。
まとめ|神社の属性と性格の見方
神社の属性と性格について、5つのタイプの違いと調べ方、相性の見方を整理しました。
- 性格は地・水・火・風・空の5タイプ
- 調べ方は生年月日と血液型の足し算
- 同じ誕生日でも血液型で4つに分かれる
- 公式の案内に属性の記載はない
属性は行き先を絞る手がかりで、参拝を止める理由ではありません。ぜひ行きたい気持ちのほうを大事にして、参拝できる時間を調べてから出かけてみてくださいね。

コメント