引いたおみくじに見たことのない二文字が書かれていて、当たりなのか外れなのか分からなくなることがありますよね。
平、半吉、末小吉、凶後吉。大吉から凶までの並びで覚えていると、どこに入る結果なのか見当がつきません。縁結びを願って引いた一枚だと、なおさら気になってしまいます。
そこで当記事では、おみくじの種類で珍しいと言われるものを、神社本庁と社の案内に書かれていることから整理してお伝えしていきます。
珍しい呼び名が並びのどこに入るのか、6種類と12種類と17種類はどう違うのか、レア度を比べられない理由まで分かります。見慣れない二文字が出ても、その場で落ち着いて読めるようになります。
- 珍しいと言われる4つの呼び名と置かれる位置
- 6種類・12種類・17種類の並びの違い
- レア度を順番で比べられない理由
おみくじで珍しい種類は平・半吉・末小吉・凶後吉の4つ

おみくじで珍しい種類としてよく挙げられるのは、平・半吉・末小吉・凶後吉の4つです。どれも大吉から凶までの6種類に入らない呼び名で、出している社が限られます。
神社本庁の案内には、吉凶の種類や順番は神社によってさまざまで、一例として大吉・吉・中吉・小吉・末吉・凶が挙げられています。この6つに入らない呼び名が出てきたときに、珍しいと感じることになります。
下の表は、珍しいと言われる呼び名を読み方と置かれる位置で並べたものです。社の名前は語られている例で、どの社も案内では確かめていません。神社本庁の記述は2026年10月16日時点のものです。
| 呼び名 | 読み方 | 語られている位置 | 紹介されている社の例 |
|---|---|---|---|
| 平 | たいら・ひら | 吉凶を上下で分けない | 厳島神社・戸隠神社 |
| 半吉 | はんきち | 吉と末吉のあいだ | 浅草寺 |
| 末小吉 | すえしょうきち | 小吉より下 | 伏見稲荷大社 |
| 凶後吉 | きょうのちきち | 凶のあとに吉へ転じる | 住吉大社 |
| 上吉 | じょうきち | 大吉に近い扱い | 日光東照宮 |
| 吉凶未分末大吉 | よしあしいまだわからずすえだいきち | いまは分からず末に大吉 | 社名は語られていない |
出どころは神社本庁「おみくじ」です。社の名前と位置は紹介されている形を並べたもので、行き先の社がその呼び名を出しているとは限りません。
つまり、珍しい呼び名に全国共通の序列はありません。社が何種類に分けているかで、同じ呼び名の位置も変わります。

見慣れない二文字は、外れではなく分け方が細かい社の印だと考えてください。
平は吉凶を上下で分けない結果です
平は、良いとも悪いとも振り分けない結果として紹介されています。
読み方は「たいら」のほか「ひら」とも紹介されています。山のない平らな土地のように、上りも下りもない状態を指す言葉です。
平を出している社として厳島神社や戸隠神社の名前が挙げられていますが、各社の案内では確かめていません。引いた紙に書かれていたら、その社が上下で分けない形を採っていると読めます。
縁結びの願いごとで平が出ると、当たりでも外れでもないので戸惑います。けれども神社本庁の案内が大切だと書いているのは、吉凶判断ではなく書かれている内容を生活の指針にすることです。
半吉は吉と末吉のあいだに置かれます
半吉は、吉と末吉のあいだあたりに置かれる呼び名として紹介されています。
半分だけ吉という字の作りから、吉の手前で止まっている印象を受けます。実際の位置は社の分け方によって動きます。
半吉を出す社として浅草寺の名前がよく挙げられています。ここも案内では確かめていないので、同じ呼び名を別の位置に置いている社がある前提で読んでください。
末小吉は小吉よりも下に置かれます
末小吉は、小吉よりさらに下の位置で紹介されている呼び名です。
末吉と小吉を合わせた形の字なので、どちらの下なのか迷いやすい呼び名です。紹介されている並びでは、末吉よりも下に置かれていることが多くなります。
この呼び名は6種類の並びには出てきません。12種類や17種類に分けている社で使われると紹介されています。
凶後吉はいまは凶でのちに吉という読み方です
凶後吉は、いまは凶でもその後は吉へ転じると読む呼び名として紹介されています。
字の並びがそのまま時間の流れになっているので、読み取る向きが分かりやすい結果です。似た形で「後吉」という呼び名も紹介されています。
住吉大社の名前が挙げられていますが、こちらも案内では確かめていません。凶の字が入っているので驚きますが、紙の中身は転じたあとのことまで書かれていると考えられます。
上吉や吉凶未分末大吉という呼び名もあります
上吉と吉凶未分末大吉も、見かける機会が少ない呼び名です。
上吉は大吉に近い扱いで語られ、日光東照宮の名前が挙げられています。吉凶未分末大吉は「よしあしいまだわからずすえだいきち」と読み、いまは決まっていないが末には大吉になるという意味で紹介されています。
どちらも社の案内で確かめた呼び名ではありません。長い字が出てきたら、吉凶の二文字だけを探すより、その下の文章を先に読むほうが早く意味がつかめます。
おみくじの種類の一覧は6種類・12種類・17種類で変わります

おみくじの種類の一覧は、6種類・12種類・17種類の3通りで紹介されています。どれが正しいというものではなく、社がいくつに分けているかで一覧の中身が変わります。
神社本庁の案内が挙げているのは6種類の一例です。それより細かく分けている社があり、その並びが12種類や17種類として紹介されています。
| 分け方 | 中身 | 珍しい呼び名が入る場所 |
|---|---|---|
| 6種類(神社本庁の一例) | 大吉・吉・中吉・小吉・末吉・凶 | 入らない |
| 12種類(紹介されている例) | 大吉・中吉・小吉・吉・半吉・末吉・末小吉・平・凶ほか | 吉の下から凶の手前まで |
| 17種類(紹介されている例) | 12種類に凶の分け方と凶後吉などを足した並び | 吉の下と凶の前後 |
表を見比べると、珍しい呼び名は吉の下から凶の手前に集まっています。大吉のすぐ下に珍しい呼び名が入る並びは、紹介されている中では少数です。
神社本庁が挙げている一例は6種類です
6種類の並びは、神社本庁が一例として挙げている形です。
中身は大吉・吉・中吉・小吉・末吉・凶です。吉が中吉より上に置かれているところが、覚えている順番と違って見える人が多い部分になります。
この並びは「一例」と書かれていて、全国共通の決まりではありません。同じ案内に、吉凶の種類も順番も神社によってさまざまだと書かれています。
12種類で紹介される並び
12種類の並びには、半吉・末小吉・平のような呼び名が入ります。
大吉・中吉・小吉・吉のあとに半吉が続き、末吉・末小吉・平を経て凶へ下がる形で紹介されています。6種類に4つ以上を足した形だと考えると分かりやすくなります。
この並びは社の案内で確かめたものではありません。細かく分けている社では、吉のすぐ下にもう一段あるという目で見てください。
17種類で紹介される並び
17種類の並びは、凶の側をさらに細かく分けた形で紹介されています。
12種類の並びに小凶・半凶・末凶・大凶といった分け方が加わり、凶後吉のように転じる読み方も入ります。吉の側だけでなく凶の側も細かくなるのが、この並びの特徴です。
17種類あるとされる社として伏見稲荷大社の名前が挙げられていますが、案内では確かめていません。数の多さは当たりにくさではなく、分け方の細かさを表しています。
吉凶の分け方が細かくなった背景
分け方が細かくなった背景として、個人の運勢を占う形が広がったことが語られています。
神社本庁の案内には、占いは物事のはじめに神さまのご神慮を仰ぐ信仰の表れの一つであり、江戸時代になると個人の生活の指針や運勢を占うかたちのものが見られるようになったと言われる、と書かれています。もともとは個人の吉凶を当てるためのものではなかったということです。
同じ案内には、種類もいろいろで神社ごとに工夫が見られるとも書かれています。全国で取り決めた並びがないまま各社が工夫を重ねたので、呼び名の数も位置も社の数だけ分かれたと考えられます。
紙そのものを特定の製作所がまとめて作っていると紹介されることもあります。似た並びの社が多いのはそのためで、工夫を加えた社だけ珍しい呼び名が残ったという見方ができます。
14種類に分けている社の例
12種類や17種類のほかに、14種類に分けていると紹介されている社もあります。
氷川神社の名前が挙げられていて、運勢の数を増やしてきた社として語られています。数が決まった形ではなく、社の判断で増やせるものだと分かる例です。
つまり6種類・12種類・17種類という3通りも、よく紹介される形にすぎません。行き先の社が14でも20でも、作法が変わるわけではありません。
正しい順番が1つに決まらない理由
正しい順番が1つに決まらないのは、順番を決める全国共通の取り決めがないからです。
神社本庁の案内は、種類も順番も神社によってさまざまだと書いたうえで一例を挙げています。言い換えると、挙げられているのは標準ではなく見本です。
吉と中吉の上下や、小吉と末吉の上下が人によって食い違うのも、この違いが原因だと考えられます。末吉あたりの位置が気になるときはおみくじの末吉は持ち帰るべき?結ぶ判断と順番や保管方法もで並びごとの位置をまとめています。
おみくじでレアな種類はどれか|順番で比べられない理由

おみくじでレアな種類がどれなのかは、順番や確率では比べられません。何がどれだけ入っているかを示した社の案内が見当たらないためです。
レア度の順位を付けた並びは紹介されていますが、根拠になる割合は示されていません。そこで、引ける見込みを左右する条件のほうを見たほうが確かです。
- その社が何種類に分けているか
- その呼び名を置いているか
- 入っている割合は示されていない
確率が示されていないので割合では比べられません
確率は示されていないので、どの結果が出にくいかを割合では比べられません。
神社本庁の案内にも、吉凶がどれだけの比率で入っているかは書かれていません。社ごとに分け方が違うので、仮に1社で分かっても全体の話にはなりません。
紹介されているレア度の順位は、見かける機会の少なさを並べたものだと考えられます。数字の裏づけがある順位ではないので、出にくさの目安として読むのが無理のない受け取り方です。
置いていない社では引けません
置いていない社では、どれだけ引いてもその呼び名は出ません。
6種類で分けている社の箱には、半吉も末小吉も入っていません。つまり出にくいのではなく、その社では0です。
珍しい結果に出会う確からしさを決めているのは、運よりも社の分け方です。ここが分かると、レア度の順位を覚える必要がなくなります。

狙うものではないと分かると、出た結果をそのまま読めるようになります。
大凶を入れていない社もあります
大凶を入れていない社もあると紹介されています。
神社本庁が挙げている6種類の一例も、いちばん下は凶で大凶は入っていません。細かく分けている社で大凶が加わる形になります。
そのため、大凶を引いたという話が珍しく聞こえることがあります。置いている社が限られるからで、運が特別に悪いという話ではありません。
凶が多いと言われる社の話
凶が出やすいと語られている社もありますが、割合は示されていません。
古い形を守っている寺社では凶が多いという言い方が紹介されています。厳しい言葉を残すことで、読み手の気を引き締める作りだと説明されることもあります。
ただし、どれだけ入っているかを示した案内は見当たりません。引いた人の話が重なって印象になったとも考えられるので、出やすさの数字としては受け取らないほうが無理がありません。
一番悪い結果がどれかも社で変わります
一番悪い結果がどれになるかも、社の分け方で変わります。
6種類で分けている社では凶がいちばん下です。細かく分けている社では、小凶・半凶・末凶・大凶のどれを下に置くかで並びが変わると紹介されています。
凶後吉のように、凶の字が入っていても転じる読み方の結果もあります。字面だけで最下位を決められないのが、この並びの難しいところです。
見た目が珍しいおみくじの種類は動物・水・釣る形

見た目が珍しいおみくじは、動物やお守りが入った形・水に浮かべて読む形・自分で釣る形の3つに大きく分かれます。
神社本庁の案内にも、種類はいろいろで神社ごとに工夫が見られると書かれています。呼び名が珍しいのか形が珍しいのかで、調べる先が変わります。
| 珍しさの種類 | 何が変わっているか | 行く前に調べられるか |
|---|---|---|
| 呼び名(平・半吉など) | 吉凶の分け方が細かい | 箱の中身は分からない |
| 形(動物・水・釣る) | 授与の形そのもの | 社の案内に載っていることが多い |
形の珍しさは出かける前に調べられますが、呼び名の珍しさは引くまで分かりません。狙って出かけるなら、形のほうを選ぶことになります。
動物やお守りが入っている形
動物の姿をした入れ物や、小さなお守りが入っている形が各地で紹介されています。
鳥の形、犬の形、鹿の形、招き猫の形などが知られています。紙を取り出したあとも、入れ物を手元に置いておける形です。
縁結びを願って出かけるときは、恋愛の願いに合わせた形を用意している社もあります。授与の有無と受け付けの時間は、出かける前に社の案内で確かめてください。
水に浮かべて読む形
水に浮かべると文字が現れる形も、珍しい授与の形として紹介されています。
何も書かれていない紙を境内の水に浮かべ、浮かび出た文字を読む形です。読んだあとの紙は水を含むので、持ち帰るつもりなら乾かす時間がかかります。
濡れた紙は破れやすく、文字も薄くなります。持ち帰りたいときは、読んだ内容をその場で書き留めておくほうが確かです。
自分で釣る形や機械で引く形
自分で釣り上げる形や、機械から出てくる形も紹介されています。
竿を使って引き上げる形は、引くまでの時間そのものが思い出になります。機械から出てくる形は、受け付けの人がいない時間でも引けることがあります。
ただし、どの形も受け付けている時間や置き場所は社ごとに違います。社務所が閉まると引けない形もあるので、夕方に出かけるときは先に時刻を確かめてください。
大きさや紙の色が変わっている形
紙の大きさや色そのものが変わっている形も紹介されています。
両手で広げるほど大きいものや、金色の紙を使ったもの、吉凶を書かずに言葉だけを載せたものが知られています。入れ物ではなく紙の側に工夫をした形です。
大きい紙は折らずに持ち帰るのが難しく、鞄の中で折り目が付きます。結ぶ場所も限られるので、持ち帰るなら薄い紙ばさみを1枚用意しておくと扱いやすくなります。
吉凶を占わない形もあります
吉凶を占わない形もあり、明治神宮の「大御心」がその例です。
明治神宮の案内によると、大御心は吉凶を占うものではなく、明治天皇の御製9万3,032首と昭憲皇太后の御歌2万7,825首から教訓的なものを15首ずつ、合計30首選んで解説文と英訳を付けたものです。状況によりおわかちできない場合があるとも書かれています。
吉凶の二文字を探しても見つからないので、はじめて引くと戸惑います。読むところは和歌とその解説で、言葉を持ち帰るための形だと考えられます。
- 名前:大御心(おおみごころ)/明治神宮
- 中身:御製と御歌から選ばれた30首・解説文と英訳つき
- 注意:状況によりおわかちできない場合がある
詳しい中身は明治神宮「おふだ・お守り・おみくじ」に書かれています。
珍しい種類のおみくじを引いたあとの扱い方

珍しい種類のおみくじも、引いたあとの扱い方は普通のものと変わりません。持ち帰っても差し支えなく、結ぶときだけ所定の場所を使います。
呼び名が珍しいからといって、特別な作法が加わることはありません。守るところが1つだけだと分かると、迷う時間が短くなります。
持ち帰っても差し支えありません
持ち帰っても差し支えありません。神社本庁の案内に、境内の結び所に結んで帰る習わしもあるが持ち帰ってもよいと書かれています。
川越氷川神社の案内にも、引いたものはそのまま持ち帰ってもかまわないと書かれています。見慣れない呼び名が出たときは、手元に置いて読み返すほうが中身が残ります。
結ぶか持ち帰るかの選び方はおみくじは結ぶか持ち帰るか|結び方と大吉が出たときの扱いでまとめています。
結ぶなら所定の場所を使います
結ぶときは、境内の所定の場所を使ってください。
福島稲荷神社の案内には、木に結ぶと木が弱るので神社所定の場所で結ぶようにと書かれています。みくじ掛けや結び所と呼ばれる棚が用意されています。
同じ案内には、悪いときは結び良いときは持ち帰る人もいるが特に決まりはない、とも書かれています。珍しい呼び名が出たときも、結ぶかどうかは自分で決めてよいところです。
置物やお守りが付いているとき
置物やお守りが付いているときは、紙と入れ物を分けて考えると迷いません。
入れ物は記念として手元に置き、紙だけを結ぶという分け方もできます。全部を持ち帰っても差し支えありません。
紙が小さい形だと、持ち歩くうちに折り目から切れてしまうことがあります。破れたときの扱いはおみくじが破れたらどうする?縁起と大吉・凶の扱いまで解説でまとめています。
手元に置いておく期間の目安
手元に置いておく期間に決まりはありません。
いつまで持っていなければいけない、いつまでに納めなければいけないという案内は見当たりません。神社本庁の案内が書いているのは、充分に読み返して自分の行動に照らし合わせたいということです。
読み返す理由が済んだときが、手放す区切りになります。期間の考え方はおみくじの効果はいつまで?大吉や凶の扱いと納め方まで解説でまとめています。
写真に残しておきたいとき
写真に残しておくと、珍しい呼び名の形を後から読み返せます。
水に浮かべる形のように、紙が傷みやすいものは特に向いています。ただし境内には、撮影を控えてほしい区域を掲示している社があります。
人の写り込みや授与所の様子にも気をつけてください。人に見せてよいかで迷うときはおみくじは人に見せるとどうなる?写真やSNSに載せるのも解説を読んでみてください。
珍しい種類を目当てに出かけるときの段取り

出かける前に確かめるのは、形の珍しさと受け付けの時間だけで足ります。呼び名の珍しさは引くまで分からないので、調べても答えが出ません。
形は社の案内に載っていることが多く、授与の有無もそこで分かります。調べる先を1つに絞れると、出かける前の準備が短くなります。
出かける前に確かめる3つ
確かめるのは、授与の有無・受け付けの時間・おわかちできない場合の案内の3つです。
- 目当ての形を授与しているか
- 受け付けの時間と社務所が閉まる時刻
- おわかちできない場合の案内が出ていないか
明治神宮の案内のように、状況によりおわかちできない場合があると書かれていることがあります。遠くまで出かけるときほど、ここを先に見ておくと空振りになりません。
引く前にお参りを済ませます
引く前に、お参りを済ませてください。
川越氷川神社の案内には、お参りが済んでから、神様に伺いたいことを強く祈りながら引くと書かれています。珍しい形を目当てに出かけた日ほど、授与所へ先に向かいたくなるところです。
伺いたいことを決めずに引くと、紙に書かれた言葉がどの話の答えなのか結び付きません。縁結びの願いなら、誰とのご縁について伺うのかまで思い浮かべてから引いてください。
先に引いてしまっても、やり直さなくて差し支えありません。そのまま読んで、帰りにもう一度手を合わせれば足ります。
私は呼び名の珍しさで社を選びません
私は、呼び名の珍しさで行く社を選ばないようにしています。
理由は2つあります。入っている割合が示されていないので狙いようがないこと、そして置いていない社ではそもそも出ないことです。
それでも珍しいものに出会いたい日は、形のほうで選びます。水に浮かべる形や釣る形なら、社の案内で授与しているかを先に確かめられます。
反対に、細かく分けている社を探し歩くのはおすすめしません。何種類に分けているかを前もって知る手がかりが少なく、出かけた先で分からないままになります。

私だったら、形で選んで呼び名はその日の縁に任せます。
縁結びの願いなら恋愛と縁談の欄を先に読みます
縁結びを願って引いたなら、恋愛と縁談の欄を先に読んでください。
神社本庁の案内には、内容には金運や恋愛、失物、旅行、待ち人、健康など生活全般の導きがあり、和歌を載せたものもあると書かれています。吉凶の二文字より、こちらのほうが願いごとに近い中身です。
- 恋愛・縁談:いまのご縁への導き
- 待ち人:待っている相手についての言葉
- 和歌と解説文:全体をまとめた言葉
欄の名前は社によって違い、願望・失物・商売・学問・住居・旅立ち・健康などが並んでいることもあります。縁結びの願いで出かけたなら、上の3つを先に読めば足ります。
待ち人の欄の読み方はおみくじの待ち人来ないは脈なし?待ち人と恋愛・縁談の違いでまとめています。珍しい呼び名で戸惑ったときほど、欄ごとの言葉が助けになります。
おみくじの珍しい種類に関するよくある質問

最後に、珍しい呼び名や形についてよく聞かれることをまとめました。どれも社の分け方しだいという答えに行き着きます。
おみくじでレアなものはどれですか
レアなものを1つに決めることはできません。入っている割合が示されていないので、出にくさを比べられないからです。見かける機会が少ない呼び名としては、平・半吉・末小吉・凶後吉が挙げられています。
珍しいおみくじにはどんな種類がありますか
珍しいおみくじの種類は、呼び名と形の2つに分かれます。呼び名なら平・半吉・末小吉・凶後吉・上吉、形なら動物やお守りが入ったもの・水に浮かべるもの・自分で釣るものが紹介されています。形のほうは出かける前に調べられます。
一番悪いおみくじは何ですか
一番悪い結果は社によって変わります。神社本庁が挙げる6種類の一例ではいちばん下が凶で、大凶は入っていません。細かく分けている社では小凶・半凶・末凶・大凶のどれを下に置くかで並びが変わります。
おみくじを2回引くとどうなりますか
2回引いてはいけないという案内は見当たりません。ただし案内が大切だと書いているのは、引いた紙の内容を読み返すことです。
引く回数の考え方はおみくじを引く頻度に決まりはある?毎月や2回引くのも解説でまとめています。
平のおみくじはどういう意味ですか
平は、良いとも悪いとも振り分けない結果として紹介されています。平らな土地のように上りも下りもない状態を指す言葉です。社の案内で意味を定めたものではないので、紙に書かれている文章を読むほうが確かです。
半吉は吉より上ですか
半吉は、紹介されている並びでは吉より下に置かれています。吉と末吉のあいだあたりという説明が多くなります。ただし並びは社ごとに違うので、上下が入れ替わる社もあると考えられます。
末小吉と末吉はどちらが下ですか
末小吉のほうが下に置かれていることが多いです。12種類で紹介される並びでは、末吉の次に末小吉が来ます。6種類の並びには末小吉が入らないので、比べられるのは細かく分けている社だけです。
上吉は本当にあるのですか
上吉という呼び名は紹介されています。大吉に近い扱いで語られ、日光東照宮の名前が挙げられています。各社の案内では確かめていないので、置いているかどうかは行き先の授与所で聞くのが確かです。
17種類の順番は全国共通ですか
17種類の順番は全国共通ではありません。神社本庁の案内は、吉凶の種類も順番も神社によってさまざまだと書いています。17種類という並びも、紹介されている一つの形として読んでください。
吉凶のないおみくじは当たりですか
吉凶のないものは、当たり外れで見る形ではありません。明治神宮の大御心は吉凶を占うものではなく、御製と御歌から選ばれた30首に解説文と英訳を付けたものだと案内されています。読むところは和歌とその解説です。
珍しいおみくじは持ち帰ってよいですか
珍しいものも持ち帰って差し支えありません。神社本庁の案内に、持ち帰っても差し支えないと書かれています。結ぶときだけ、木の枝ではなく所定の場所を使ってください。
見慣れない結果が出たとき誰に聞けばよいですか
見慣れない結果は、引いた社の授与所で聞くのがいちばん確かです。何種類に分けているかを決めているのはその社なので、並びの位置もそこでしか分かりません。授与所が閉まっていれば、紙の文章だけを読んで帰っても差し支えありません。
まとめ|おみくじの珍しい種類は社ごとの工夫で決まります
珍しいと言われる呼び名は、社が吉凶を細かく分けているかどうかで出てきます。順番にも全国共通の決まりはありません。
- 珍しい呼び名は平・半吉・末小吉・凶後吉
- 並びは6種類・12種類・17種類で変わる
- レア度は割合が示されず比べられない
- 形の珍しさは出かける前に調べられる
- 扱い方は普通のものと同じでよい
見慣れない二文字が出たら、位置を調べる前に下の文章を読んでみてください。願いごとに近い言葉は、そちらに書かれています。

珍しい結果も、読み返せる言葉が残れば十分です。

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