おみくじを読み終えたあと、どう折ってしまえばいいのか手が止まってしまいますよね。
結ぶつもりなのか持ち帰るつもりなのかでも、たたみ方は変わります。雑に折って粗末にならないかも気になるところです。
当記事では、おみくじのたたみ方について場面ごとの折り方と、社の案内で確かめられる範囲をまとめました。
- 折り方に決まりが無いこと
- 結ぶときと持ち帰るときの折り方
- 五角形やハートにする手順
おみくじのたたみ方に決まりはありません

おみくじのたたみ方に決まりはありません。折る回数も向きも、社の案内で指定されていないからです。
決まっているのは、粗末に扱わないことだけです。そのうえで、結ぶのか持ち帰るのかによって向く折り方が変わります。
下の表は、したいことごとに向く折り方を並べたものです。右端には、その折り方で気をつけることを置きました。
| したいこと | 向く折り方 | 折る回数 | 気をつけること |
|---|---|---|---|
| 境内に結ぶ | 縦に細長く | 2回ほど | 折り目をしっかり付ける |
| 財布に入れる | 三つ折りか四つ折り | 2〜3回 | 札と同じ向きにそろえる |
| 手帳に挟む | 上側を1cmほど折る | 1回 | 折り目で文字を隠さない |
| 飾って残す | 五角形やハート | 6回以上 | 紙が切れやすくなる |
| 折らずに保つ | 封筒やファイルへ | 0回 | 湿気と日差しを避ける |
どれを選んでも作法を外れることはありません。順番に中身を見ていきます。
社の案内で確かめられるのはここまでです
社の案内で確かめられるのは、結ぶなら所定の場所に・持ち帰ってもかまわない、というところまでです。
福島稲荷神社(福島県福島市宮町1番29号)のよくいただくご質問には、悪い結果のときは結び、よい結果のときは持ち帰る人もいるが特に決まりはないと書かれています。ただし木に結ぶと木が弱るので、神社所定の場所で結ぶようにとも案内されています(2026年10月27日確認)。
同じ内容は福島稲荷神社のよくいただくご質問で読めます。折り方そのものについては、どちらの社の案内にも書かれていません。
- 結ぶか持ち帰るかに決まりはない
- 結ぶなら神社所定の場所を使う
- 引いたものはそのまま持ち帰ってよい
- 折り方の指定はどちらにも無い
持ち帰ってよいと案内している社もあります
そのまま持ち帰ってよいと、はっきり案内している社もあります。
川越氷川神社(埼玉県川越市)のご参拝のご案内には、お参りが済んでから神様に伺いたいことを強く祈りながら引く、引いたものはそのままお持ちになられてもかまわないと書かれています(2026年10月27日確認)。縁結びの社の案内なので、恋愛の願いで引いた方にも当てはまります。
引き方とあわせて川越氷川神社のご参拝のご案内で読めます。持ち帰ってよいと分かっていれば、結ぶ場所を探して迷う必要はありません。
たたむ前に全文を読んでおきます
折る前に、書かれていることを最後まで読んでおいてください。
運勢の2文字だけ見てたたんでしまうと、願い事や待ち人の欄に書かれた言葉を持ち帰れません。読み終えてから折れば、あとで開き直す回数も減ります。
武蔵一宮氷川神社の案内では、紙の標題に記紀神話の出来事や神名が付き、文末に境内の社や神名が記されているとされています。読みどころは運勢の文字だけではないということです。
文字の面を内側にする理由
文字の面を内側にして折ると、書かれていることが人の目に触れません。
結び所に掛ける紙は、ほかの参拝者の目に入る場所に並びます。内側にしておけば、運勢も願い事の欄も見えません。
裏表の向きに決まりはないので、外側にしても差し支えありません。人に見られたくないかどうかで決めてください。
縁起の良い折り方と言われること
縁起の良い折り方・避けたい折り方という言い方がありますが、社の案内ではありません。
五角形は「ご縁」の語に重ねて縁起が良いと語られます。反対に、しわくちゃにする・破るような扱いは避けたいと言われます。
縁起の良し悪しという言い方は、粗末に扱わないという一点を言い換えたものだと考えられます。形を選ぶより、扱い方を丁寧にするほうが本筋です。
粗末にならなければ問題ありません
粗末にならないようにしていれば、折り方は問題になりません。
財布に入れて持ち歩く折り方について尋ねた質問にも、特に作法はないという答えが付いています。気をつけるのは扱い方のほうだという整理です。
だから折り方で悩んで時間を使う必要はありません。しまう場所を先に決めれば、形は自然に決まります。

決まりが無いと聞くと迷いますが、しまう場所を決めるだけで形は決まりますよ。
おみくじを結ぶときのたたみ方は細長く折ります

結ぶときのたたみ方は、縦に細長く折るのがいちばん結びやすい形です。
細長くしておけば、みくじ掛けの針金や縄にそのまま通せます。手順は折る・通す・結ぶの3つだけです。
縦に半分を2回で細長くなります
縦に半分を2回折れば、結びやすい細長さになります。
長い辺を縦に保ったまま半分にし、もう一度半分にすると4等分の細さです。左右の端をそろえて折れば、ねじれずにまっすぐ通ります。
折る回数に決まりはないので、3回折って細くしても差し支えありません。掛けの隙間に通るかどうかで加減してください。
台の上で折ると折り目が付きます
台の上に置いて折ると、折り目がしっかり付きます。
手の中で折ると折り目が甘くなって、通すときに紙が開いてしまいます。平らな場所に長い辺を正面にして置き、端を合わせてから指で押さえる流れです。
台が無ければ、手帳の表紙やかばんの上でも足ります。折り目が付いていれば、片手でも結べます。
結ぶのは所定の場所です
結ぶのは、社が用意している所定の場所です。
境内の木に結ぶと木が弱ると案内されているので、みくじ掛けや結び所を探してください。多くの社で、樹木に結ぶことは断られています。
掛けが見つからないときは、社務所で尋ねるのが確実です。結ぶ場所の作法は、おみくじは結ぶか持ち帰るかの判断と結び方のほうに並べてあります。
結ぶことに込められている意味
結ぶことには、よくない結果を境内に留めてもらうという意味が語られています。
神様とのご縁を「結ぶ」という語に重ねる言い方や、木の生命力にあやかって願いを結びつけるという言い方もあります。どれも言い伝えとして伝わってきたものです。
意味が複数あるので、どれかを選ばないと結べないわけではありません。細長く折って掛けに通せば、どの受け取り方でも形は同じです。
結び目は固結び1回で足ります
結び目は固結び1回で足ります。
何重にも巻くと、お焚き上げのときに外しにくくなります。1回しっかり結べば風で飛ぶこともありません。
結び方が雑だと運気が下がる、ということもありません。結べているかどうかだけ確かめれば十分です。
利き手と逆の手で結ぶ言い伝え
利き手と逆の手で結ぶという言い伝えがありますが、正式な作法ではありません。
難しい行いをすることで悪い結果を良いほうへ転じる、という説明とセットで語られています。修行だとする言い方と、俗説だとする言い方で割れています。
片手で結ぶなら、先に折り目をしっかり付けておくのが要領です。掛けに通してから、指で輪を作って端を押し込みます。
隣の人の場所をふさがない折り方
細く折っておくと、隣の人の場所をふさぎません。
太いまま結ぶと掛けの幅を取ってしまいます。参拝者が多い日は、できるだけ細くしてから通すと場所が空きます。
すでに結ばれている紙には触れないのが前提です。ほどいて場所を作るようなことはしないでください。
結ぶ本数や時間帯に決まりはありません
結ぶ本数や時間帯にも決まりはありません。
家族の分をまとめて掛けても、1枚だけ掛けても差し支えありません。夕方や日が落ちてからでも構いません。
ただ、暗くなると結び所の位置が見えにくくなります。明るいうちに済ませておくと、掛け損じて落とすこともありません。
一度結んだ紙を持ち帰ってもよいか
一度結んだ紙を持ち帰ってもかまいません。
結んだら取り返せない、という決まりは案内されていないからです。ほどいて持ち帰るなら、ほかの紙に触れないよう気をつけるくらいです。
折り目が付いているので、そのまま三つ折りに替えると財布に入ります。細長い形のままでも、封筒なら収まります。
旅先で結ぶ場所が見つからないとき
旅先で結び所が見つからないときは、細長いまま持ち帰って差し支えありません。
後日あらためて納めればよいので、その場で無理に掛ける場所を探さなくて大丈夫です。引いた社と違う社に納めてよいとも言われています。
持ち帰るなら、細長い形を三つ折りに替えておくほうがかさばりません。折り目が増えても、納めるときの扱いは変わりません。
雨や風の日は持ち帰ります
雨や強風の日は、結ばずに持ち帰るほうが向いています。
濡れた紙は結び目から切れて落ちてしまいます。風の強い日も、結んだつもりで飛んでいくことがあります。
持ち帰ったあと、別の日に納めても差し支えありません。引いた社と違う社に納めてよいとも言われています。

雨の日は無理に結ばなくて大丈夫です。持ち帰って、晴れた日に納めましょうね。
おみくじを持ち帰るときのしまい方

持ち帰るときのしまい方は、二つ折りか三つ折りで入れる場所に合わせるのが基本です。
読み返すつもりなら、折る回数は少ないほうが開きやすいです。入れる場所を先に決めてから折ると迷いません。
二つ折りや三つ折りでそのまま入ります
二つ折りか三つ折りにすれば、財布や手帳にそのまま入ります。
縦長の紙を上下に三つ折りにすると、札入れの幅に収まります。もっと小さくしたいときは、そこから横に半分にします。
折る回数が増えるほど、開いたときに折り目で文字が読みにくくなります。読み返したい紙なら三つ折りまでにしておくと楽です。
封筒やクリアファイルに入れる形
封筒やクリアファイルに入れると、折らずに保てます。
封筒用の小さなクリアファイルなら、紙を開いたまま挟んでおけます。角が折れたり、文字がかすれたりするのも防げます。
何枚も溜めていくなら、1枚ずつ分けて入れるほうが探しやすいです。引いた日を鉛筆で裏に書き添えておく方もいます。
御朱印帳に挟むときの折り方
御朱印帳に挟むなら、上側を1cmから1.5cmほど折り曲げます。
折り曲げた部分を帳面に引っかける形になるので、落ちずに収まります。全体を小さくたたまないので、開けばそのまま読めます。
この形は、飾り折りがしてある紙や厚みのある紙にも向きます。参拝した日の御朱印と並べて残せるのも利点です。
折らずに保管したいとき
折らずに保管したいなら、台紙に挟んで平らに置いてください。
紙は折り目から切れていくので、折らないほうが長く残ります。本の間や書類ケースなら、重さで反りも付きません。
気をつけるのは湿気と日差しです。窓際と水まわりを避ければ、文字が薄くなるのも遅くなります。
持ち帰った紙の読み返し方
持ち帰った紙は、折り目の少ない形にしておくと読み返しやすくなります。
月の初めや何かを決める前に開いて、願い事や待ち人の欄を見直す使い方です。読み返す前提なら、二つ折りか三つ折りまでにしておきます。
よくない言葉が書かれていても、読み返すたびに落ち込む必要はありません。何をやめておくかが書かれている、という読み方に替えると受け取りやすくなります。
神棚や引き出しに置くとき
神棚や引き出しに置くときも、折り方の決まりはありません。
神棚があるなら、折らずに置いておく方が多いです。無い場合は、ほこりの付かない引き出しや箱で差し支えありません。
置き場所で何かが変わるとは案内されていません。読み返したいなら目に入る場所、しまっておきたいなら引き出しという選び方で足ります。
何枚も溜まってきたとき
何枚も溜まってきたら、引いた年ごとに分けて包んでおきます。
同じ折り方でまとめておくと、重ねたときに厚みがそろって崩れません。年ごとに封筒を分けておけば、納めるときにまとめて出せます。
何年分も置いておいてはいけない、という決まりはありません。読み返さなくなった年の分から納めていくと、量が落ち着きます。
おみくじの折り方で五角形・ハート・六角形にする手順

五角形・ハート・六角形の折り方は、どれも折り紙の飾り折りの応用です。
細長く折ったところから形を作るので、まず縦に細く折るところは共通です。社の作法ではないので、やりたい人だけで差し支えありません。
五角形の折り方
五角形は、細長く折った紙を結んで平らにつぶすと作れます。
- 縦に3〜4回折って細長いひも状にする
- 一方の端を軽く結んで五角形の形を作る
- 結び目を指で平らにつぶす
- 余った端を五角形の隙間に差し込む
紙が長いほうが作りやすいので、横に折る前にやってみてください。つぶすときに力を入れすぎると、折り目から切れます。
ハートの折り方
ハートは、細長く折った紙の両端を内側に巻き込んで作ります。
真ん中で谷折りにしてから、左右の端を表側へ折り返します。上の角を少し内に入れると、丸みのある形になります。
恋愛の願いで引いた紙をこの形にする方が多いようです。紙に厚みがあると巻き込みにくいので、薄い紙のほうが向きます。
六角形にしたいとき
六角形は、五角形と同じ要領で結び目をもう一巻き足して作ります。
細長いひも状にしたあと、端を1周多く巻いてからつぶす形です。五角形より紙の長さが必要なので、細く折るところを丁寧にします。
短い紙では角がそろわないことがあります。うまくいかないときは、五角形に戻しても形としては整います。
飾り折りをするときに気をつけること
飾り折りをするなら、読み返すのをあきらめる前提で始めてください。
何度も折って結ぶので、開くと折り目で文字が割れてしまいます。書かれていたことを残したいなら、折る前に写しておくと安心です。
納めるときも、ほどかずそのまま出して差し支えありません。形を作ったことで扱いが変わるわけではありません。
自分で作る形を探しているとき
自分で作る紙くじの折り方を探しているなら、三角くじの形がいちばん簡単です。
細長い紙に文を書いて、端から三角に折り込んでいく形です。開くまで中身が見えないので、くじとして使えます。
文の内容は、運勢と短い助言を1行ずつにすると書きやすいです。社で引く紙とは別のものなので、作法を気にする必要はありません。
助言の文は「今日は人の話を先に聞く日」のように、その日にできることを1つだけ書くとまとまります。吉凶の言葉だけを並べると、引いた人が何をすればいいか分からなくなります。
おみくじを財布に入れるときの入れ方

財布に入れるときは、札と同じ向きにそろえて三つ折りで入れると傷みません。
札入れの幅に合わせれば、角が折れずに収まります。小銭入れに入れると擦れて文字が消えやすいです。
お札と同じ向きにそろえます
札と同じ向きにそろえて入れると、出し入れで折れにくくなります。
向きがばらばらだと、取り出すたびに角が引っかかって切れていきます。同じ向きにそろえておけば、まとめて取り出せます。
向きで何かが変わるという案内はありません。紙を傷めないための置き方として受け取ってください。
袋に入れて傷みを防ぎます
小さな袋に入れておくと、財布の中で傷みません。
名刺サイズの袋や、折った紙が入る封筒で足ります。カード類と擦れないので、文字がかすれるのも遅くなります。
財布の中が詰まっていると、どんな袋でも折れます。入れる前に、レシートを抜いて場所を作っておくと長持ちします。
入れっぱなしにしない目安
入れっぱなしにする期間の目安は、次に引くまでです。
読み返さなくなった紙を入れ続けても、傷んでいくだけです。節目に入れ替えると決めておくと、溜まりません。
納める時期の考え方は、おみくじの効果はいつまで続くのかのほうにまとめてあります。古い紙の返し方は、そちらから辿れます。
お守り代わりに持ち歩くときの注意
お守り代わりに持ち歩くなら、紙が傷む前提で扱ってください。
お守りは布や袋で守られていますが、紙はそのままなので折り目から切れていきます。毎日持ち歩くなら、袋かカードケースに入れるのが前提になります。
切れたからご利益が消える、ということはありません。傷んできたら、折らずに置く形へ替えると長く残ります。
金運が上がると言われることについて
財布に入れると金運が上がるという言い方は、社の案内ではありません。
お守り代わりになる・悪い運気を避けられる、という言い方も同じです。どれも根拠は示されていません。
財布に入れる利点として確かなのは、毎日目に入るので読み返しやすいことです。書かれていた助言を思い出せる、という範囲で考えておくのが無理のない構えです。
おみくじで大吉が出たときのたたみ方

大吉が出たときも、たたみ方を変える決まりはありません。
吉凶によって折り方を分ける作法は案内されていないからです。持ち帰る人が多いので、しまう場所に合わせた折り方になります。
吉凶で折り方を変える決まりはありません
吉凶で折り方を変える決まりはありません。
よい結果だから丁寧に、悪い結果だから小さく、という作法はどこにも書かれていません。変わるのは折り方ではなく、結ぶか持ち帰るかの選び方です。
その選び方にも決まりはないと案内されています。どちらを選んでも作法を外れることはありません。
大吉は持ち帰る人が多いと言われます
大吉や吉は持ち帰る人が多いと案内されています。
福島稲荷神社のご質問への答えにも、よい結果のときは持ち帰る人もいると書かれています。ただし、そうしなければいけないという話ではありません。
持ち帰るなら三つ折りで財布か、折らずに封筒が向きます。結ぶほうを選んでも差し支えありません。
凶が出たときのたたみ方
凶が出たときも、折り方は同じで差し支えありません。
悪い結果は結ぶという言い方がありますが、絶対のルールではないと案内されています。結ぶなら細長く、持ち帰るなら三つ折りで、どちらも同じ折り方です。
気になるなら文字の面を内側にすると、運勢が見えません。結び所に掛けても中身は分かりません。
吉凶より中身を読みます
折り方を考える前に、吉凶より中身を読んでおいてください。
和歌やお告げの文に、その日の助言が書かれています。運勢の2文字だけ覚えて折ってしまうと、肝心の言葉が残りません。
運勢ごとの扱い方は、おみくじの末吉は持ち帰るべきかと保管方法のほうにまとめてあります。順番の考え方は、そちらから辿れます。
おみくじのたたみ方で迷ったときの決め方

たたみ方で迷ったときは、しまう場所を先に決めると形が決まります。
結び所に掛けるなら細長く、財布なら三つ折り、残すなら折らない形です。折り方から考えると決まりません。
お参りを済ませてから引きます
引くのは、お参りを済ませたあとにしてください。
川越氷川神社の案内でも、お参りが済んでから神様に伺いたいことを強く祈りながら引くとされています。先に引いてしまうと、何を伺うかが決まらないままになります。
引いたらその場で全文を読み、それから折ります。この順番にしておけば、たたみ方で迷う時間も短くなります。
私が紙をたたむときに決めている3つのこと
私は紙をたたむとき、3つのことを決めています。
1つめは、折る前に全文を読み終えることです。社の案内にある標題や文末の神名まで目を通してから折ります。
2つめは、しまう場所を決めてから折る回数を決めることです。先に形を作ると、入れたい場所に入らないことがあります。
3つめは、読み返したい紙は飾り折りにしないことです。開いたときに折り目で文字が割れてしまうからです。
そのうえで、形の縁起を気にする読み方には向かない紙だと私は思っています。社の案内に折り方の指定が無いので、形で何かが決まる作りになっていないからです。
逆に、参拝の記念として残したい人には飾り折りが向いています。文を写しておけば、読み返す用と飾る用を分けられます。
同じ日に何枚も引いたとき
同じ日に何枚も引いたときは、1枚ずつ別々に折ってください。
重ねて一緒に折ると、どれがどの願いで引いた紙か分からなくなります。別々に折って、封筒に分けて入れておくと見分けが付きます。
引く回数の考え方は、おみくじを引く頻度に決まりはあるのかのほうにまとめてあります。1日に何度も引くときの線引きは、そちらから辿れます。
他人の紙には触れません
結ばれている他人の紙には触れないでください。
ほどいたり、場所を作るために寄せたりするのは避ける決まりです。落ちている紙も、拾って掛け直さずそのままにしておきます。
子どもが引いた紙を親が代わりに結ぶのは差し支えありません。自分たちの紙かどうかで線を引いてください。
破れたり濡れたりしたとき
破れたり濡れたりしても、たたんでそのまま納めて差し支えありません。
貼り直したり、書き写して取り替えたりする必要はありません。折り目から切れたものは、まとめて包んでおけば持ち運べます。
破れたときの扱いは、おみくじが破れたらどうするかのほうにまとめてあります。縁起の考え方は、そちらから辿れます。
折る動作で区切りが付きます
折ってしまう動作そのものに、気持ちの区切りが付く働きがあります。
読んで、折って、しまう。この3つで一区切りになるので、同じ紙を何度も開いて迷い続けずに済みます。
だから、読み終わったら折るところまでをその場で済ませるのがおすすめです。折らずに持ち歩くと、かばんの中で丸まってしまいます。
お寺で引いた紙も同じ扱いです
お寺で引いた紙も、折り方と結び方は同じで差し支えありません。
細長く折って所定の場所に掛ける形は、寺社のどちらでも同じです。掛け所の名前が違うことはありますが、やることは変わりません。
納めるときだけは、引いた先の種類に合わせるほうが丁寧です。寺で引いた紙は寺へ、社で引いた紙は社へ出すと受け取ってもらえます。
自宅で処分するときのたたみ方
自宅で手放すときは、白い紙に包んでから出します。
小さくたたんで白い紙に置き、塩をひとつまみ添えて包む形がよく紹介されています。むき出しのまま捨てない、という一点が要点です。
社へ返せるなら、そのほうが気持ちの区切りも付きます。年明けのどんど焼きに出せる地域もあります。
納めるときまでの持ち方
納めるまでの持ち方は、財布や手帳で構いません。
返納の日まで特別な包み方をする必要はないからです。何枚かまとめるなら、封筒に入れておくと落としません。
結ばれた紙は、社がまとめてお焚き上げするとされています。持ち帰った紙も、古札納所へ出せば同じ扱いです。

折り方で悩むより、読んだ言葉を覚えて帰るほうが残りますよ。
おみくじのたたみ方に関するよくある質問

たたみ方について寄せられやすい疑問をまとめました。
おみくじの正しいたたみ方はありますか
正しいたたみ方として決められた形はありません。社の案内に折り方の指定が無く、粗末に扱わなければ問題ないとされています。結ぶなら縦に細長く、持ち帰るなら三つ折りというように、したいことに合わせて選んで差し支えありません。
おみくじはどうやってしまいますか
おみくじは、財布なら三つ折りで札と同じ向きに、手帳なら上側を1cmほど折って挟みます。折らずに残したいときは封筒やクリアファイルに入れてください。湿気と日差しを避ければ、文字が薄くなるのも遅くなります。
おみくじを結ぶときの折り方はどうしますか
おみくじを結ぶときの折り方は、縦に半分を2回折って細長くしてから、みくじ掛けに通して固結びを1回します。台の上に置いて折ると折り目がしっかり付き、通すときに開きません。折る回数に決まりはないので、掛けの隙間に合わせて加減して構いません。
おみくじの折り方で五角形にするにはどうしますか
縦に3〜4回折ってひも状にし、一方の端を軽く結んで平らにつぶすと五角形になります。余った端は隙間に差し込んでください。社の作法ではないので、やりたいときだけで差し支えありません。
おみくじは文字を内側にして折りますか
おみくじの裏表の向きに決まりはありません。文字の面を内側にすると、結び所に掛けたときに運勢や願い事の欄が人の目に触れません。見られたくないかどうかで決めて差し支えありません。
おみくじは大吉でもたたみ方を変えますか
大吉でもたたみ方は変えません。吉凶で折り方を分ける作法は案内されていないからです。変わるのは折り方ではなく結ぶか持ち帰るかの選び方で、その選び方にも決まりはありません。
おみくじはどうやって引きますか
お参りを済ませてから、神様に伺いたいことを強く祈りながら引きます。引いたらその場で全文を読み、それから折ってください。先に引くと何を伺うかが決まらないままになります。
おみくじの折り方が雑だと運気が下がりますか
折り方が雑でも運気が下がることはありません。気をつけるのは折り方の出来ではなく、粗末に扱わないことだけです。結び目は固結びが1回できていれば足ります。
まとめ|おみくじのたたみ方は場面で決めます
当記事では、おみくじのたたみ方を場面ごとに紹介しました。
- 折り方に決まりはありません
- 結ぶときは縦に細長く折ります
- 持ち帰るなら三つ折りが基本です
- 五角形やハートは社の作法ではありません
- 折る前に全文を読んでおきます
形を迷うより、しまう場所を先に決めるほうが早く決まります。読んだ言葉を持ち帰れる折り方を選んでみてくださいね。

どの形でも大丈夫ですから、気楽に折ってお持ち帰りくださいね。

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